30歳からのスタートアップ

ペライチ代表 橋田一秀のブログ

嫁さんに反対された時にしたこと

起業を決めたのが2013年の5月なのですが、
その時点で嫁に起業の意思を伝えた所、



嫁「起業しようって、いつから考えてたの?」
僕「うーん、ちゃんと考えたのは去年の6月くらいかな。」
嫁「それわかってたら結婚しなかったわー」
※結婚したのはその頃です。



ものすごいダメージです。


この時点でかなり立ち直れない感じになっていましたが、決意は固いので諦めるわけにはいきません。

なんで自分はやりたいんだっけ?
と振り返ってみると

・沢山の人に使ってもらえるWebサービスを作りたい
・自分のまわりにあるニーズを解決したい
・小さいチームを立ち上げることが自分には向いている

などの理由が思い浮かびます。ここは長くなるので別の機会に深堀りしますね。



そもそも嫁さんは全然違う職業なので、ITとかWebとかスタートアップとかについてはよくわかりません。
なので、理解してもらうためにいくつかのことをやりました。


僕がやっていること、やりたいことについて少しずつ丁寧に説明した。

 

  • 作ろうと思っているサービスがどのくらい求められていて、それをなぜ僕がやろうとしているのか。
  • それがなぜ今の会社ではできないのか。
  • どうやってお金を稼いでいくのか。

 

今後の人生設計について話をした。

 

  • 僕は何を考え、30代どういう戦略で自分のキャリアを積みたいか。
  • 嫁さんが考える今後の人生設計についても色々と聞きました。
  • 仕事のこと、家庭のこと、子供は何人欲しいか、など。

 

"スタートアップ"とか"起業"とか"シリコンバレー"って書いてある本をリビングの本棚にちょっとずつ増やしてみた

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地味に効果ありました。

嫁「あなたはスタートアップというのをやりたいの?」
僕「(にやにやしながら)そうだよ。スタートアップってのはね...」

みたいな会話が生まれました。

全部含めてですが、夫婦でいても、自分の事を全く伝えられていなかったのだな、と反省するばかりです。

嫁との約束


じっくり話をしたり、辛抱強く語った結果、半年後

嫁「もう止めても無駄だから、諦めたわ。」
嫁「でも、稼げなくなったら終了ね。」

nensho

という事で、具体的に起業に向けて本格的に舵を切っていくことになるのでした。


この起業ゲームのルールは非常にシンプルです。


生活費が僕の口座から落ちなくなったら終了。


です。僕は嫁さんを支えていけるのでしょうか?