スタートアップを手伝ってくれる方との関係値の作り方・熱量の保ち方
お金もプロダクトもないスタートアップがどうやって人を惹きつけるか?
これは始めたてのスタートアップの命題です。
すごいビジョンを語って人を惹きつける方もいれば、実績やプロダクトで人が集まることもあるでしょう。
弊社は絶賛プロダクト制作中なのですが、クローズドβでまだ世にも出ていないのに手伝ってもらっている人が非常に多いです。
協力してくれてる方の属性
参考までに弊社のFacebookグループにいる方の属性を書くとこうなります。
毎週来る人 - エンジニア 4名 - 主に週末または平日夜です。
少しずつ手を動かしてくれている人 - 2-3人くらい・合宿に来たりします
技術アドバイザー(2名)
スポットで協力してくれてるデザイナー(5名ほど)
また経営や資本政策についてアドバイスをくれる方や、まだあまり活躍の場がないのですが、営業・広報・人事のプロもそれぞれいます。
その他にもグループで意見をくれたり、盛り上げてくれたりする方々がいまして、総勢50名くらいになっています。
ただ、全員無給です。なので、以前Wantedlyで募集をした時にも言いましたが、
「お金以外の全てを差し出します!」
といつも言ってます。
協力してくれる方のモチベーションとそれに対して具体的に提供していることはこんな感じです。
・スタートアップに関わりたい
→僕らがどういう働き方をしているか見てもらう。今までどうやって来たかお話しする。
・エンジニアとして技術を磨きたい
→プロダクトのコードを書いてもらう。初心者であれば、テーマを与えてフォローする。
・今の仕事では関わることの出来ないプロダクトづくりの現場を見たい
→プロダクトの話をしたり、一般的な開発の考え方との違いをお話したり、体験してもらう。
関係値の作り方
人が集まるところに行く/人が集まる所にいる/人が集まることをやる
- イベントに行く(エンジニアの採用に関しては過去の記事にも書いています)。
- コワーキングスペースとかシェアオフィスとかに入居する。
- イベントや勉強会を企画する。スタッフになる等して関わる。
当然ですが、下の方に書いてあるものほど主体性が増す(=目立つ)ので関わる人に認知してもらいやすくなります。
熱量の保ち方
関わってくれる人が沢山増えてくると熱量が薄まっちゃうんじゃないか、と言う意見もあります。
個人的には一人でも応援してくれる方が多いほうがいい!と思っています。
ただもちろん50人にもなってくるとモチベーションの濃淡は出てきます。
これはそれぞれの方の本業の忙しさやモチベーションによって行ったり来たりしますが、概ねこんな感じのピラミッド型構造だと思っています。
コミットが薄い人も気軽に関わって頂けるように、毎週日曜に作業時間を共有したりすることの他に、たまに鍋やピザパーティをしたりしています。
また実は前から上図のような事を考えていたのですが、以下に挙げる記事を読んだ時にこれはNPO法人の運営と似ているんじゃないかなぁと思いました。
僕らもわかりやすいビジョンを早く掲げねば、と思っています。
覚えられない企業ビジョンは意味がない──ココナラ南CEO×サイボウズ山田副社長 人事制度対談
関わって頂ける方は気軽にどうぞ
11月もオフィスでの鍋交流会があります。
それから、今週開発合宿もあります。プロダクトにガッツリ関わるエンジニア・デザイナーを中心に参加してもらってます。
ちなみにこんなとこでやります。
もし興味ある方がいれば、Facebookでメッセージをください。お待ちしています。