スタートアップを手伝ってくれる方との関係値の作り方・熱量の保ち方
お金もプロダクトもないスタートアップがどうやって人を惹きつけるか?
これは始めたてのスタートアップの命題です。
すごいビジョンを語って人を惹きつける方もいれば、実績やプロダクトで人が集まることもあるでしょう。
弊社は絶賛プロダクト制作中なのですが、クローズドβでまだ世にも出ていないのに手伝ってもらっている人が非常に多いです。
協力してくれてる方の属性
参考までに弊社のFacebookグループにいる方の属性を書くとこうなります。
毎週来る人 - エンジニア 4名 - 主に週末または平日夜です。
少しずつ手を動かしてくれている人 - 2-3人くらい・合宿に来たりします
技術アドバイザー(2名)
スポットで協力してくれてるデザイナー(5名ほど)
また経営や資本政策についてアドバイスをくれる方や、まだあまり活躍の場がないのですが、営業・広報・人事のプロもそれぞれいます。
その他にもグループで意見をくれたり、盛り上げてくれたりする方々がいまして、総勢50名くらいになっています。
ただ、全員無給です。なので、以前Wantedlyで募集をした時にも言いましたが、
「お金以外の全てを差し出します!」
といつも言ってます。
協力してくれる方のモチベーションとそれに対して具体的に提供していることはこんな感じです。
・スタートアップに関わりたい
→僕らがどういう働き方をしているか見てもらう。今までどうやって来たかお話しする。
・エンジニアとして技術を磨きたい
→プロダクトのコードを書いてもらう。初心者であれば、テーマを与えてフォローする。
・今の仕事では関わることの出来ないプロダクトづくりの現場を見たい
→プロダクトの話をしたり、一般的な開発の考え方との違いをお話したり、体験してもらう。
関係値の作り方
人が集まるところに行く/人が集まる所にいる/人が集まることをやる
- イベントに行く(エンジニアの採用に関しては過去の記事にも書いています)。
- コワーキングスペースとかシェアオフィスとかに入居する。
- イベントや勉強会を企画する。スタッフになる等して関わる。
当然ですが、下の方に書いてあるものほど主体性が増す(=目立つ)ので関わる人に認知してもらいやすくなります。
熱量の保ち方
関わってくれる人が沢山増えてくると熱量が薄まっちゃうんじゃないか、と言う意見もあります。
個人的には一人でも応援してくれる方が多いほうがいい!と思っています。
ただもちろん50人にもなってくるとモチベーションの濃淡は出てきます。
これはそれぞれの方の本業の忙しさやモチベーションによって行ったり来たりしますが、概ねこんな感じのピラミッド型構造だと思っています。
コミットが薄い人も気軽に関わって頂けるように、毎週日曜に作業時間を共有したりすることの他に、たまに鍋やピザパーティをしたりしています。
また実は前から上図のような事を考えていたのですが、以下に挙げる記事を読んだ時にこれはNPO法人の運営と似ているんじゃないかなぁと思いました。
僕らもわかりやすいビジョンを早く掲げねば、と思っています。
覚えられない企業ビジョンは意味がない──ココナラ南CEO×サイボウズ山田副社長 人事制度対談
関わって頂ける方は気軽にどうぞ
11月もオフィスでの鍋交流会があります。
それから、今週開発合宿もあります。プロダクトにガッツリ関わるエンジニア・デザイナーを中心に参加してもらってます。
ちなみにこんなとこでやります。
もし興味ある方がいれば、Facebookでメッセージをください。お待ちしています。
背中を預けられる最高のメンバと仕事ができるか?
こんにちは。橋田です。
最近メンバが増えたり、サービスの動きについて聞かれることが多いので書きたいと思います。
サービスの状況
ペライチの状況は、今できているβ版をもってユーザヒアリングをして、
良い部分、悪い部分、お金を払うかどうかなど、仮説検証を続けているところです。
「いつ出んの?」とよく聞かれますが、改善を繰り返して確実に前に進んでいますので、今しばらくお待ちください。
また、ターゲットユーザになりそうな方にお声がけすることあると思いますが、その節はよろしくお願いします!
チームの状況
取締役に香月・山下を迎え、ホットスタートアップの体制がやっと整いました!
前から入ってほしいとラブコールを送っていたメンバが揃いまして、会社設立から半年、ようやっとスタートラインに立てた感じです。
左から、香月・僕・山下。1年以上前からこうなることを願っていました。
また、勢いのあるお手伝いメンバも健在です。
若干入れ替わりもありますが、僕ら以外に常時4-5名が手を動かしています。
また、アドバイスくれたり応援してくれてる方のFacebookグループが50名くらいになりました。
起業の条件
最近思うのですが、起業しようと思った時それを決断できるかは
この世界で、背中を預けられる仲間が見つかるかどうか
だと思っています。
まずはそこをクリアして立ち上がったことは、最初のハードルをクリアしたのかなぁと思っています。
チームの話に関しては、香月がブログにも書いています。
創業初期のスタートアップは「余命1年でも一緒に働きたい」という人しか採用してはならない - 背筋を伸ばしてスタートアップするブログ
これはYCombinatorのSam Altmanの講義で言ってた話なのですが、それによると共同創業者の選び方は下記が良いと言っています。
共同創業者の選び方
- なんとしても共同創業者を持つべき。Yコンビネーターで上位20%の優良企業は、2人以上の共同創業者で立ち上げられている
- ただし気軽に手っ取り早く共同創業者を選ぶのは絶対にやめるべき。いまいちな共同創業者を持つくらいならいない方がまし。
- 共同創業者同士の関係は最も重要。共同創業者との間に流れる空気に違和感がある時はすぐに解決しておくべき。
- 共同創業者選びで一番よい場所は大学。次にイケてる会社。例えばFacebookやGoogleのような
- 共同創業者の資質は「しつこく、したたか」でタフであること。
- 共同創業者の理想像は一つのことだけに長けている専門家ではなく全てにおいて長けている人物。
- できるだけ数年の親交を深め互いをよく知った人が理想
- 自分が技術者でないなら、共同創業者は間違いなく技術者であるべき
- 2人〜3人の共同創業者を持つスタートアップが一番期待できる
弊社の場合、"大学"の部分以外はほぼ当てはまっていますね。あと、僕自身が技術者だし。
だからといって、何がいいとかすごいってわけではないのですが、今僕が自信を持って言えることは、
最高のメンバに囲まれて仕事ができる環境に居る
ということです。というかそれしかないし、客観的に能力が超高いメンバでなかったとしても、そう思い込めるようでなければダメだ、位思っています。
チームワーク
メンバが増えるに当たって、僕の前職のうるる副社長の桶山さんが
「創業メンバの4人の役割分担がキレイにできていたから、立ち上がりが奇跡的に上手く行った!」
と言ってたのを思い出しました。
本当にそのとおりだと思いますし、今のウチで言うと
橋田 エンジニアリング60% 経営に関すること40%
香月 エンジニアリング100%
山下 それ以外全部(会社としてのマネタイズ含め)
というような感じでしょうか。もちろん、会社のフェーズが上がれば変わっていくと思います。
僕自身がコードを書かなければならない、というこだわりはないので、多分エンジニアリングの部分はどんどん減っていくと思いますが。
(今は作るのが本当に楽しいので、複雑な気分です。。)
ということで皆様、引き続き応援よろしくお願いします!
うるる社長 星さんの先見性とブレない信念
調達のリリース
株式会社うるる - ニッセイ・キャピタル株式会社と株式会社みんなのウェディングへの第三者割当増資で約6.3億円を調達いたしました
僕の古巣のうるるが調達しました。おめでとうございます!
これまで10年近く完全自己資本経営だったので、(前から上場めざしている!と言っていましたが)本気でExitに向けて加速する方向に舵を切ったようです。
社長のスゴイと思うところって何ですか?
ウチのメンバーの香月に「うるるの社長のスゴイところってなんですか?」って聞かれたので答えたのですが、
いろいろあるのですが、ひとつ挙げるとするならば
信念が強いこと
でしょうか。
うるるの成り立ちと僕が知ってる歴史
10年くらい前に、社長が
「在宅ワークは来る!」
と信じて、元会社が撤退寸前だった事業を買い取ったところからスタートしています。
苦難の時期
とはいえ、在宅ワークはすぐには儲かる事業にならず、
主にデータ入力の仕事で食いつなぎ、さらに伸ばし、
入札情報のWebサービスを立ち上げ、軌道に載せ(僕はこのあたりでうるるにJoinしました!社員10人台)
シュフティリニューアル
それらのサービスがマネタイズする中、
シュフティをリニューアルもなかなか伸びなくて、
心折れそうなことも何度もあったと思うのですが、
信念を貫いて、事業への投資を続けていたのだと思います。
クラウドソーシングの波
その後クラウドソーシングという言葉が出てきて、
業界を代表するいくつかのサービスが伸び、
シュフティもそのカテゴリのサービスとして認知されるようになり、
ユーザも伸びていきました。
僕が会社を外に出てから、シュフティについては
クオリティの高いワーカーが多く居るというような結構いい評判を聞くようになっていて、
ここへ来てやっと創業当時、社長の思い描く世界に近づいてきたのかなぁ、と思います。
実は社長が当時考えていた「在宅ワーク」と、今の「クラウドソーシング」には
いくばくかの違いはあったと言っていたのですが、ここからはそれを実現して行くのだろうなぁと思って外から眺める次第です。
超応援してるんで、頑張ってください!
退職した時の話はこちら。入札情報のサービスについても書いています。
※The Bridge - 主婦の働き方を変える「Shufti」運営会社、みんなのウェディングなどから6.3億円の資金調達
※こっから上場まで経験したい方は転職したらいいと思います。マジで!
※あと、創業期チームの話も僕が起業する直前に役員の方とランチしたときに聞いたのですが、その話はまたの機会に。
人との出会いだけが人生を変える
最近これは!という面白そうな人には自らアプローチして会うようにしています。
会った人の中で面白いなーと思う人をピックアップします。
ちなみに出会うキッカケはほぼブログですね。
リクルートキャリア 西村さん
クウハッカー秋貞さんのインタビューがFacebookのフィードに流れてきて知りました。
【Metro’s DNA Vol.5】クウハッカーを生んだ「モテ社長」こと秋貞社長は弁護士志望だった?
この記事を読んで、ほかの記事をたどったりStorys.jpの彼の人生の記事を読んで、アプローチしました。
【第1話】19歳で「学生パパ」になった話。【「決意」は秒速で。】
若くて頭よくて、意外なスタートアップの絡みとかもあって仲良くなれそうです。
ニューロープ酒井さん
スタートアップとラーメン代稼ぎって、界隈では良く語られるテーマなのですが、
僕は彼と違って資金調達こそしてないですが、粘るためにお金を稼ぐ必要があったので非常に共感しました!
venturenowへの寄稿のみならず、ブログやメディアを5個くらい運営されていてスゴイなーと思います。
実際会ってみて、即お仕事のつながりにもなりそうでびっくりしてます。
よつばデザイン後藤さん
大分と東京を行ったり来たりしながら、Web制作などをされている後藤さん。
もともと、僕が入居しているコワーキングスペースCo-Edoにたまにいらしていたのですが、
下記の記事を読んで、Facebookで話しかけました。
僕はペライチというサービスを作っていて、海外のペライチ系のサービスや、
Web制作を省エネするためのテンプレートやフレームワークについてはマニアックに詳しいんですが、
それらや、今後のサイト制作などについて3時間くらいディスカッションしました。
僕以外にここまで詳しい人に会ったことがなかったのでものすごく新鮮でした!
Otsumu郡さん(まだ会っていませんが)
このブログを見てCo-Edo有言Laboっぽいなーと思って、
Facebookをフォローしてたのですが、気になるトピックをつぶやいていたので声をかけてみました。
8/25(月) STARTUP PRODUCTIVE NIGHT 開催します!
メッセで色々とお話しましたが、これからお会いします!
発信している人は強い
僕もブログを半年くらい続けていますが
この人とは考え方が合いそう!
とか
人と出会った時になんとなく知ってもらえてる。
など、じわじわ効果が出てきています。
今はこの方たちと面白い絡みが実現できそうでワクワクしてます。
そういえば、今日またイベントでご一緒させて頂く、LiBの松本さんが前回言ってたんですが、
「人との出会いだけが人生を変える」
今まさに実感しております。
エンジニア系のイベント運用のコツ
最近、エンジニアを採用したいからイベントをやりたい!という相談が多いので、ちょっとまとめてみます。
なぜイベントをやるのか?
エンジニアの採用は大変です。転職サイトを使うとコストもかかります。
また特にスタートアップの会社ではマインド重視採用で、お互いを十分に理解してから入社してもらうというところも多いのではないでしょうか?
Wantedlyなどそうだと思うのですが、取りあえず会社に遊びに行って(=接点を持って)じっくりお互いを理解して、
転職したい!というタイミングが来たらする、という流れを作っていますね。
まらダイレクトリクルーティングといえばビズリーチですが、
彼ら自身も肉リーチというサイトを作って学生のダイレクトリクルーティングに力を入れています。
そういう意味で、イベントは会社とエンジニアの重要な接点になっていると思います。
エンジニアはなぜ勉強会に来るか
参加者から運営する側に変わっていった僕の経験的には以下です。
- (ぼんやりと)会社以外の世界を見たい
- 知りたい/学びたい技術がある
- 他のエンジニアと交流したい
- 有名人に会いたい(集客力に直結します)
- 転職ニーズあり(少数)
イベントに来る=即転職したい、では無いので関係性作りにはじっくり時間をかけていく必要があるという事は力説しておきたいです。
技術系イベントでニーズがあるもの
僕がいるCo-Edoで行われているものやその他のイベントを色々観察してて思うのは、
Ruby on Rails / CakePHPのメジャーフレームワーク系
鉄板の集客力ですね。
最新のバージョンのキャッチアップや、初心者向けハンズオンとかは技術を磨くことに貪欲なエンジニアが来ます。
git / Vagrant などのバージョン管理/開発ツール系
特にgitはスタートアップでは当たり前の技術になりつつありますが、
世の中的にはそこそこ先端を行っているので、そういう技術が気になってるけど手を出せていない人にはフックになります。
そこから、その技術を普通に使える!という所に刺さって、採用につながるルートもあると思います。
最近ではVagrantも気になっている人が多そうです。
運用のコツ
最初からお酒を提供する
カジュアルな感じのイベント/勉強会であれば、最初からお酒を提供するのが良いと思います。
参加者が集まるまでの交流タイムに空気ができて、そこからイベントが盛り上がっていくキッカケになります。
質問は付箋とペンを用意して貼ってもらう
会場が机が5島くらいになっているので、その島に付箋とペンを用意しておき、
質問を思いついたら書いてもらい、最後にそれを回収し、前面のホワイトボードに貼っていく。
それを登壇者と一緒に眺めながら回答していく。
こうすることで、回答者が答えたら良いと思う質問を絞れますし、
僕がパネルディスカッションのモデレータをやるときは、
話の流れから僕がチョイスすることも多いです。
ちなみにこれはnanapiのけんすうさんが前に紹介していたので、【けんすう方式】って呼んでます。
キャパシティを考えた内容にする
僕のいるコワーキングスペースだと、キャパが30人くらいなので、
距離感も近いですし、絶対外では言えない生々しい話、所謂「ノーソーシャルな話」も出ます。
これ、参加者のブログレポートやTwitterではとても伝わりにくい感じなので難しいのですが、
その場の熱量はかなり上がりますし、同様のイベントにリピートする可能性は高くなります。
例えばこんな感じのものですね。
nanapi、ポケットコンシェルジュのCTOが語るエンジニア採用の勘所 by Co-Edo 有言Labo Beer Bash
サービスと絡めたもの
ガラポンTV APIハッカソン! 〜テレビを見ないエンジニアもOKなテレビハックイベント〜
これは主催ではなく、参加したものなのですが、面白かったです。実際APIを使い放題にさせてくれたりして、ガラポンTV持っていない僕でもAPIを色々弄ったりして楽しめました!
サービスを全面に打ち出したイベントをやるなら、こういうのができるといいな、という見本ですね。
過去主催に絡んだイベント一覧
ここ1年くらいで僕が絡んだ勉強会はこんな感じです。
直近は自社のサービス開発に集中しているので、抑え気味ですね。
Co-Edoで主催または絡んだものは約20本。後ろの数字は 来た人/申込人数
2014-08-01 19:00 web系エンジニア限定!はてな、Aiming、LiB(リブ)のエンジニア経営者が語る『エンジニアのキャリアハック』 26 / 30
2014-07-30 19:00 Co-Edo Engineer Meeting 21 / 22
2014-07-16 19:00 「Co-Edo有言Labo」 DemoDay @ベンチャーユナイテッド セミナールーム 108 / 110
2014-05-30 19:00 スタートアップ企業が陥りやすい失敗パターンとその体験談 by Co-Edo 有言Labo Beer Bash 25 / 25
2014-05-23 19:00 とりあえず一人ではじめてしまおう!ソロ起業のすすめ - CoffeeMeeting山本さん - Hot Startups Beer Bash Tokyo #8 21 / 28
2014-05-17 12:00 株式会社ホットスタートアップ 創業パーティ 47人
2014-04-25 19:00 nanapi、ポケットコンシェルジュのCTOが語るエンジニア採用の勘所 by Co-Edo 有言Labo Beer Bash 26 / 30
2014-04-18 19:00 ココナラ恵比澤さん - Hot startups beer bash tokyo #7 21 / 24
2014-03-11 19:00 Hot startups beer bash tokyo #6 34 / 35
2014-02-20 19:30 web系エンジニア限定!『エンジニアのキャリアをハックする』勉強会 #2 28 / 30
2013-12-08 15:00 中島聡さん - Hot startups beer bash tokyo #5 2013年末スペシャル! 32 / 33
2013-11-13 19:30 「フリーランスエンジニアサミット」 by フリーランスエンジニアの会 29 / 30
2013-10-30 19:30 クラウドソーシング有効活用 #3「社内で足りないスキルやリソース、ピンチを救うランサーズ (Lancers)!」 14 / 24
2013-10-18 19:30 Loren Fykes氏(Quchy) - Hot startups beer bash tokyo #4 19 / 30
2013-09-24 19:30 クラウドソーシング有効活用 #2「Shuftiを活用した開発効率の向上」 4 / 16
2013-09-06 19:30 Lean AnalyticsをiPhoneアプリ『Voicepaper』で実践した話 - Hot startups beer bash tokyo #3 30 / 30
2013-08-26 19:30 クラウドソーシング有効活用 #1「クラウドワークスを使った開発手法」 31 / 35
2013-07-12 19:30 Hot startups beer bash tokyo #2 14 / 18
2013-06-11 19:30 wri.pe - Hot startups beer bash tokyo #1 30 / 33
2013-06-05 19:30 web系エンジニア限定!『エンジニアのキャリアをハックする』勉強会 35 / 40
有志でやるもの以外のほとんどの場合(企業主催/スポンサード)リクルーティングが目的のはずです。
Co-Edoでやるものに関しては、Co-Edoのコワーキングスペースとしての認知度アップというところもありますね。
Co-Edoでは昨年だけで、有志の勉強会が200回以上行われているそうです。
会社でやる時の参考
ちなみに前職のうるるでやった時はこんな感じでした。
その時の公式イベントレポート(執筆は僕です)。
CakePHP勉強会 #1 「エンジニアとデザイナーの協業」開催レポート
CakePHP勉強会 #2 「CakePHPの真髄 プラグインを極める」開催レポート
インターンと過ごした3ヶ月
はるばるポーランドから弊社にインターンに来ていた学生インターンの杉浦君が、ポーランドに帰るため今日で最終出社となりました。
インターンとして、
- 類似サービスのリサーチ
- グロースハックプランの立案
- イベントのお手伝い
など活躍してくれました!
出会いはWantedly
3ヶ月前。Wantedlyにインターン募集を出して1週間くらいした頃でしょうか。
インターンの応募なかなか来ないな、、、と思っていたらところに応募が。
「ポーランドからスゲーやつが来た!」と思って会ってみました。
会った時の印象は「何したいのかよくわからないなぁ」という印象だったのですが、
丁度その日の夜にイベントがあったので、いきなりその日から同行してもらってのイベントお手伝いから始まりました。
そういうグイグイくるノリの人、大好きです。
0からのスタート
Webのスタートアップにインターンに来た彼ですが、
最初は何もわからない状態でした。
正直、よくこれでWebサービスを作ってる会社にインターンに来たなぁ。大丈夫かなぁ。
と思うこともありましたが、その不安は払拭されていきます。
わからないながらもがむしゃらにやる、というのが取り柄でした。
取り組む姿勢
自分から積極的に関わろうとしてくる
これが全てなのですが、何事も主体的です。
インターンに限らないですが、少人数のベンチャーではこれがないと始まらないです。
自分から仕事を貰いに来たり、とにかく前に進めようとする姿勢を出してきます。
リアクションが早い
たとえ今できなかったり、後でやるとしても
「わかりました!」「見ておきます!」「了解!」
と、リアクションをまずする。
これがあると、とくに対面で話をしていないときには相手にとって安心感を与えますし、
そのスピードが早いという事は、必然的に実行するスピード感も早くなってきます。
彼は大体週1くらいしか来ないので、リモートで指示を出すことも多かったです。
彼の成長にコミットする
弊社のインターンは現在無給なので、それでも来てくれる人には
お金ではない何か
を提供しなければと思っていました。
彼にとってそれは何なのか、最初は手探りでしたが付き合ううちに見えてくるものもありました。
僕自身もよく相談に乗ったと思いますし、時間が経つにつれて彼にあったテーマを仕事として振れるようになってきたと思っています。
3ヶ月で彼が経験し、吸収したこと。
僕が思うに彼は以下のことを吸収したんじゃないかなぁと思います。
- Webサービスのこと - 主に他のサービスのリサーチや、そこからわかったことをまとめてもらっていました。
- ビジネスのこと - 彼の起業アイデアについても周りの人に相談して、結構具体的になってきました。
- 技術のこと - 彼はコワーキングで出会った人からPHPの本を貰ったので自分でプログラミングを勉強しています。
- スタートアップのこと - Co-Edo有言Laboのお手伝いや、movidaのデモデーのスタッフをしたり、某スタートアップ社長とのランチに同行したりとか。
これは僕だけでなく、むしろ僕の回りにいる人たちのお陰だと思っていて、
関わる全ての人が彼を成長させたのだと思います。ありがとうございます!
今後も応援していきます!
[caption id="attachment_259" align="alignnone" width="770"] インターン打ち上げでの写真。一番左のワイルドな彼が杉浦くん。格闘技をやってたので、ホットスタートアップの武闘派です。[/caption]
5月の創業パーティ、Co-Edo有言Laboのお手伝い、movida demodayへのスタッフとして参加、ブログ書き、Strikinglyを始めとしたペライチ系サービスのリサーチ、などなど。。本当にあっという間でした!
今後は大学に行きつつ、EU圏での起業を目指すとのことなので、全力で応援したいと思います。
リモートでペライチもまだ諸々手伝ってもらうので、今後ともよろしく!という事で。
インターンはまだまだ募集中ですよー。
開発合宿に行って来ました
先週の週末を利用してお手伝いしてもらっているメンバーと開発合宿に行って来ました!
メンバー
エンジニア5名と、デザイナー1名の全部で6名です! この写真+2人ですね。
作ったもの
ペライチの詰め作業なのですが、全体的に足りていなかった機能の開発をしました。
合宿所
日吉にある知り合いの一軒家の1階を借りました。
日吉駅からバスで20分くらいの所で、のどかなところでした。
合宿の旨み
合宿、いいんですよー。いい所色々言いたいのですが、一番はそもそも毎日顔を合わせないので、集まってガッツリ開発する時間が必要だったんです。
タイムテーブル
実績にするとだいたいこんな感じです。
1日目
10:20 日吉駅集合
10:30 バス乗車(30分に一本しか無いです!)
10:50 現地到着・準備
11:30 作業
13:00 昼飯 (焼きそば)
14:00 作業
15:00 差し入れタイム
16:00 作業
18:20 夕食(カツカレー)
19:20 作業
22:00 風呂など
23:00 アクティビティ1 映画「JOBS」鑑賞
27:00 就寝
2日目
9:00 ラジオ体操
9:15 朝食(サンドイッチ)
9:45 休憩→公園へ
10:30 作業
12:50 昼食(うどん)
13:50 アクティビティ2 ゴルフ打ちっぱなし→中止
15:20 作業
17:20 休憩
17:40 終了・撤収
18:30 日吉で飲み会
設備
4人座れる机
僕ともう一人はここ
窓際で一人で作業するスペース
デザイナーはずっとここにいました
ソファとローデスク
ここで3人作業してました
ゴハンが美味かった
合宿で借りた家の方(寮母と呼んでいましたw)がゴハンを作ってくれたので、
僕らとしてはかなりはかどりました!
家庭的な雰囲気で、非常にリラックス出来ました!
差し入れタイム
急遽近くに住んでる仲間が差し入れを持ってきてくれました!うれしいサプライズ!
夜に見たJOBS
見ようと思って見れていなかったスティーブ・ジョブスの映画「JOBS」を鑑賞しました。
お酒を飲みながらユルく、、と思っていたのですが、
最初の30分くらいは皆ガッツリ映画に集中していたので、
コンビニで買ってきたツマミの袋を開けるのに妙に緊張しました。。
ちなみに、「ハッカーが出てくる映画」というテーマで考えてまして、他に見ようと思っていた映画は
・バトルオブシリコンバレー
・Revolution OS
・サイバーネット
辺りです。他のは次回以降見たいと思います。
気分転換にゴルフの打ちっぱなしをしようと思ったが...
近くにほとんど何も無いのですが、ゴルフの打ちっぱなしができる練習場を発見したので、
スケジュールに入れていたのですが、行く前に電話してみたら
「土日の昼間はやってません」
とのこと。儲ける気あんのか?と思ったんですが、外が熱すぎるからかもしれない。。
ラジオ体操
朝は体を動かすに限る。
7:00に起きる予定だったんですが、JOBSを見た後も夜ふかししてしまい起きられませんでした。
が、ラジオ体操はしました。ラジオ体操→朝食の流れで一気に目が覚めました。
メンバの感想
改善点
メンバから上がった改善点を抜粋します。
普通の会社がやる開発合宿とは少し違うので、参考程度に。
合宿は作業で、やることを事前に共有されてた方がよかった
目標が明確だった方がよかった
→短期的な目標の置き方とか、具体性とかは課題ですね。
時間が短いのでよりシャープにする必要があると感じました。
プロジェクトの進捗や全体感を把握したかった
ドキュメントが必要
→普段はほぼ僕がコードを書いているので、そこまでドキュメントを充実させていないのですが、
やはりこういう機会の準備として、最低限のドキュメントを用意しなければ共有が出来ない。
都度口で説明したりしました。まぁバランスですね。
良かった点
ご飯の時間
ラジオ体操よかった
ブランコ楽しかった
開発以外に幾つかアクティビティを入れると、気分転換になって良いと思います!
皆が関わってくれてる理由
皆が色んな仕事をどんな風にしているのかを知りたい
人のつながり
フリーランス志望
ウォンテッドリーが面白そうだった
みんなで一緒にやる中で皆のやり方学んだりしたい
とにかく成功して欲しい!
こう言われると嬉しいですね!励みになります。
プロジェクトに興味がある!という方は
こんな感じで、たまに合宿したり、平日夜や日曜に開発をしています!
もし一緒にやりたい!という方いればFacebookメッセージかTwitterでメンションをください!